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パートナー

LightTrans / Wyrowski Photonics

ドイツJena市所在のLightTrans社は1999年に光学設計ソフト(VirtualLab Fusion : 国内販売=プロリンクス様)の開発及び販売メーカーとして設立されま した。

オーナーはJena大学のFrank WYROWSKI教授です。当初は回折光学素子の設計ツールとしてスタートいたしましが、ユーザーからのご要望や成形技術の向上から派生する新たな光学素子への対応に迫られ開発を継続し、現在ではあらゆる光学系の設計及びシミュレーションを可能とする汎用性を持つようになりました。

  • LightTrans社設立以前より、Wyrowski教授と交流をもっており設立以来、日本連絡事務所を承っております。
  • 弊社で設計及び成形可能な素子は全てVirtualLab Fusionにて設計及びシミュレーション可能です。
  • 現在は、ソフト開発部隊を分社化したWyrowski Photonicsに任せております。
  • 回折光学素子の設計ツールの世界的スタンダードに押し上げました。
  • 講習、トレーニング、セミナーなど積極的に開催しております。 お問い合わせください。

NANOCOMP

フィンランドのJoensuu市所在のNANOCOMP社はJoensuu大学のスピンオフとして設立されました。

弊社はHelsinki工科大のスピンオフ企業で後にスイスに所在を移すHEPTAGON社の日本連絡事務所を2007年まで承り、回折光学素子の成形プロジェクトのいろはを学びました。

回折光学素子ではなく、携帯電話用のカメラレンズ事業に乗り出した際に関係を解消しました。

2008年に同じフィンランド発メーカーであるNANOCOMPにお誘いいただき、再び回折光学素子の成形プロジェクトに着手する事となりました。

両社の違いは、転写成形の方法です。両社ともUV硬化樹脂を用いたナノインプリントですが、硝子ウエハー上にUVエポキシを用いる手法と、NANOCOMPの樹脂フィルム上にUVアクリルを用いた、より量産性に優れたRoll to Rollの手法を用いております。

NANOCOMPの設計能力は世界のトップレベルです。

回折光学素子は元より、導光板に用いるマイクロ構造のレイアウトまで、自社開発のプログラムで、最もチャレンジングな光学素子の設計を行います。

ミクロンからナノ構造の転写成形手法を評価され、現在では電子図書リーダータブレットのフロントライト導光板の量産を承っており、中国に工場を建設する程になりました。

NIL Technology

デンマークのコーペンハーゲン市所在のNIL Technology社はCopenhagen大学のスピンオフとして設立されました。

NANOCOMPが導光板事業に主軸を置くようになり、新たな回折光学素子の成形パートナーとしてNILTechnology社と提携する事となりました。

もともとインジェクションモールディング向けの金型提供を行っていたNIL Technology社は元HEPTAGONのスタッフが加わり、Eビーム露光による超高精度マスター成形をベースに光学素子開発に乗り出しました。

地元のコーペンハーゲン以外に世界中に4か所のEビーム露光装置施設と提携し、プロジェクトに応じてベストな装置でマスター成形を行っております。

最小加工単位は40nmです。マルチレベル構造にも対応しております。

素子成形は硝子ウエハー上にナノインプリントする手法です。ウエハーサイズは8インチで全面成形が可能です。 非常に成形難易度が高い素子にもチャレンジしており、スランテッドグレーティング、メタレンズなど最高レベルの成形技術で応えます。

FEMTIKA

リトアニアのヴィルニュス市所在のFEMTIKA社はVilnius大学のスピンオフとして設立されました。

弊社はLightTrans社が開発したセル状グレーティングにてLED光源のビーム整形を行う革新的なGCA素子の成形プロジェクトに取り組んでまいりました。

セルがアパチャーの役割を果たしLED光 源をビーム分岐し、各セル内のグレーティングが分岐スポットの偏角配光を司ります。

回折光学素子メーカーにて成形可能なGCAですが、グレーティングの性質上、波長依存性が高く、白色LEDでは色ズレが発生してしまいます。

これを打破する方法として、フレネルレンズのフレネ ルジャンプのラッピング処理を解除すると球面レンズに戻るのと同じ作業をGCAに加えると、プリズム化する事が可能です(PCA)。各セル内のプリズムは偏光方向に従い傾斜と回転角がバラバラに配されます。

構造深度が5umを超えるダイナミクスを持ち、かつランダムな3Dレイアウトのプリズムを回折光学素子の手法では成形ができません。

FEMTIKAは2 Photon Polymerization装置メーカーです。フェムト秒レーザーを用いた3Dプリンターとも言いなおせます。 素子を底面(あるいは上面)から積層して成形する手法のため、フォトニッククリスタルは元よりダイナミクスの大きなPCAの成形が可能です。スランテッドグレーティングも転写時の型抜きを考慮しスラント角度にテーパーを付ける構造も成形可能です。 2波長の干渉にてバンド幅の狭い光束を用いるため、成形分解能は100nmと高精細です。

さらには硝子のみでなく金属の加工も可能で、メタレンズの成形にも対応可能です。 弊社が追う、PCA、スランテッドグレーティング、メタレンズ全ての成形が可能なメーカーです。

asphericon

ドイツのイエーナ市所在のasphericon社はJena大学のスピンオフとして設立されました。

同市に所在するLightTrans社の紹介で提携が始まりました。

asphericon社はCNC切削で非球面レンズを製造する会社です。

レンズ1ケから少量の量産まで対 応可能です。CNC装置を自社にてカスタマイズし、非球面レンズ加工用に昇華する事により業界最高精度を達成しております。

必要な表面精度に応じ、CNC研磨、設計値と実測値の差異をドライエッチングで微調整するIon-Finish、コーティングと全て社内で対応しております。

非球面レンズはモールディングで作られる安価なタイプと硝材を切削加工する費用は上がりますが 高精度タイプの2通りに分かれます。

モールドは金型代金を含め初期投資を行う事で、ユーザーのご所望通りの素子を入手可能です。 しかし数量の試作や、さらなる精度を求める場合、asphericon社は強力なパートナーになりえます。 製造のデータベース化により、硝材のロット管理、CNCの成形条件などの履歴を完全再現する事が可能なので、少量ごとでも安定的に高精度な非球面レンズを提供可能です。

回折限界の精度を持つ単一非球面レンズをホルダーに内蔵し、Cマウントで連結するだけでご所望の倍率を高精度で得られる、ビームエキスパンダーや周辺素子も販売しております。

スタンダードなスペックの非球面レンズも即納体制で用意しており、こちらの国内販売はオプトサイエンス様に一任しております。

クリーンサアフェイス技術(株)

神奈川県所在のクリーンサアフェイス技術様は硝子上の厚膜フォトレジストブランクの製造販売を行っております。

世界最高峰の回折光学素子及び導光板のマスター成形時のフォトマスクブランクです。

回折光学素子のマスター成形の精度を向上するためには、レジストの選択、厚み精度、気泡やコンタミネーションなどの欠落が無い事が非常に重要です。 世界中をリサーチした結果、ベストと言えるフォトマスクに出会いました。 弊社は海外の提携先への供給窓口を行っております。

Physix Technology

千葉県所在のPhisix Technologyは、ミニチュアPiezoステージや表面形状測定装置を取り扱っております。