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ライトガイド

導光板への対応(回折光学素子成形技術の応用

導光板への対応
フィンランドのNANOCOMP社(https://www.nanocomp.fi/) は、回折光学素子の量産手法であるUV硬化樹脂を用いたRoll to Rollナノインプリント成形技術を評価され、タブレットの導光板の量産プロジェクトを承っております。
薄型化、フレキシブル化、ローカルディミングによるHDR対応、マイクロプリズムシートと拡散版を排除するダイレクト型のフィルムレス対応などを具現化できます。
フロントライトとバックライト(BLU)両方に対応可能です。
回折光学素子開発で培った、物理光学設計/シミュレーション能力を発揮し導光板の拡散構造とそのレイアウトを独自設計する事が可能です。
先ずは、お問い合わせください。

対応サイズ 携帯電話~タブレット
対応形態 サイドリット型バックライト/フロントライト
厚み 10um~500um
素材 PET/PMMA/PC
タイプ フレキシブルBLU、HRDローカルディミングBLU、ディテクティブ(フィルムレス)BLU
構造 3D / 3Dレイアウト

フロントライト導光板

フロントライト導光板

NANOCOMP社は、家電アプリケーション用に数百万の導光板を納入しています。
NANOCOMPはバックライトとフロントライトの両方に必要なマイクロ構造を様々な樹脂フィルムに成形しております。

アドバンテージ

  • コストパフォーマンスの高い成形工程
  • 高性能と均一度
  • より微細な構造 > 高品質のビジュアル
  • 柔軟性と曲げ
  • 超薄
  • コンパクトな納品形態

仕様

厚み 0.200~0.500 mm
素材 PMMA 及びPC
ディスプレイサイズ <15.6″ (diag.)
レイアウト カスタム可能
LED サイド照明型LED または、導光板厚にマッチしたLED

ダイレクトタイプ導光板

ダイレクトタイプ導光板

NANOCOMPは出射指向性の高い導光板を開発しました。
導光板の側面に入射したLED光束を表面から30°(FWHM)と鋭角に出射する事が可能です。
この機能はNANOCOMP社によるマイクロ構造により、そのレイアウト密度は光源から遠ざかる程高くなり、光束の均一化にも役立ちます。
この導光板は他のフィルムを必要としません。
一般的なマイクロレンズタイプの導光板と比較すると光軸の輝度はNANOCOMPのダイレクトタイプの方が各段に高くなります。
ダイレクトタイプ導光板はLEDを点灯時もシースルーです。白色リフレクターと拡散版は併用する事で、更にスムーズな発光分布にする事も可能です。
NANOCOMP社のダイレクトタイプ導光板は、LCDバックライトのスタック工数を減らす事が可能です。
それだけではなく、その他の導光板を必要とするアプリケーションやバックライトの厚みに制限がある場合にお役立ていただけます。
導光板は非常に薄型などで曲げて活用頂く事が可能で、曲面に用いる事も可能です。
標準的な対角8インチのバックライトの場合、導光板は0.5 mmです。
導光板の厚みの範囲は 0.075~0.5 mm、サイズは対角15.6インチまで対応可能です。
製造はUV硬化樹脂を用いたナノインプリントで、歩留まりもコストパフォーマンスも高い製法を用いております。